スウェーデンの研究[1]は、「自殺のリスクに関して、1つの要因(ジェンダー違和)と他の要因(精神的健康状態)を区別することは難しい」と指摘している。
2019年の研究[2]では、「ジェンダー違和のために病院に紹介された思春期の若者は、病院に紹介されていない思春期の若者と比較すると自殺率が高いが、病院に紹介された思春期の若者(おそらく、大多数はシスジェンダーであった)全般の自殺率と比較するとかなり近似している 」ことが判明している。
参照
[1] Swedish National Board of Health and Welfare (2020). Utvecklingen av diagnosen könsdysfori: Förekomst, samtidiga psykiatriska diagnoser och dödlighet i suicid. Socialstyrelsen. [Link]
[2] Zucker, K. J. (2019). Adolescents with Gender Dysphoria: Reflections on Some Contemporary Clinical and Research Issues. Archives of Sexual Behavior 48 (5). [Link]