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WPATHファイル:子供や脆弱な大人に対する疑似科学的なホルモン実験や外科的実験の過去の事例/ロボトミー - p.53~


子供や脆弱な大人に対する疑似科学的なホルモン実験や外科的実験の過去の事例
  過去には、医学界が壊滅的なミスを犯したにもかかわらず、その誤りに向き合い、自己修正するのに何十年もかかった例がたくさんあります。WPATHによる今日のスキャンダルは、ロボトミーや卵巣切除などの外科的手段で精神疾患を治そうとする過去の試みの混合物ともいえます。思春期ブロッカーとホルモン剤を使用して背の高い女の子と背の低い男の子の身長を矯正するために、小児内分泌学者が突拍子もない実験をしているようなものです。また、最近では、外科医が身体完全同一性障害(BIID : body integrity identity disorder)の男性の健康な脚を切断するというスキャンダルがあり、これはWPATHが推奨する医療の種類と非常によく似ています。

 過去の医療の失敗を調べることで、ジェンダークリニックで展開されている現在のスキャンダルへの洞察を深められます。文化的な偏見や先入観から、医師がいかにたやすく道を踏み外すのか、はっきりわかるでしょう。

ロボトミー
20世紀に健康な脳を外科的に破壊した疑似科学と、今日の脆弱な人々の健康な生殖器を外科的に破壊した疑似科学との比較研究
 20世紀半ば、医学界では、精神疾患の最も効果的で人道的な治療法はロボトミーであると広く信じられていました。脳専用の鋭利な器具を盲目的に振り回し、前頭葉の一部を切断する残忍な外科手術のことです。

 明白な危険と壊滅的な副作用にもかかわらず、医学界は、うつ病、強迫性障害(OCD)、てんかん、統合失調症など、幅広い精神障害の治療法としてロボトミー手術を即座に受け入れました。

 ロボトミーを執刀する医者は中傷されませんでした。むしろ、彼らは多くの人から高く評価されていました。ロボトミーの発明者であるアントニオ・エガス・モニスは、医学への貢献により1949年にノーベル賞を受賞しました。米国でこの手術を普及させたウォルター・フリーマンとジェームズ・ワッツは、米国医師会(AMA)の年次総会で温かく迎えられました。 そこでは、脳を切断する手術の情報を集めた「精神外科」の展示がされたほどです。

 この手術が残酷で不正確だと早くから反対がありましたが、医学雑誌にはほとんど掲載されませんでした。なぜなら、当時、同僚の医師を批判することは非倫理的と見なされていたからです。それどころか、権威あるニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)は、この手術が「健全な生理学的観察」に基づいていると宣伝する記事を掲載し、この手術に科学的妥当性を与えました(222)。

 大衆紙も重要な役割を果たしました。 1936年、ニューヨーク・タイムズ紙は、この処置を「精神疾患の治療におけるターニングポイント」と呼び、フリーマンとワッツは「輝ける治療の勇者として医学史に残る」可能性が高いと予測しました。そして1937年、この手術は「人間の人格の病んだ部分を切り取り、野生動物を穏やかな生き物に変える」と報道しました(223,224)。その後の5年間、ロボトミーはリーダーズ・ダイジェスト、タイム、ニューズウィークなどの人気雑誌で頻繁に取り上げられました。そこで語られるエピソードは全体的に肯定的で、手術の野蛮な現実を軽視していました(225)。

 多くの悩める患者とその家族は、これらの記事を読んだ後、藁をもすがる思いでロボトミー手術を求めました。当時の精神病院の状況は悲惨なもので、インシュリン昏睡療法や電気ショック療法などの精神疾患の代替療法も過酷で、しばしば暴力的でした。したがって、ロボトミーはしばしば患者を「外科的に誘発された小児期」の状態にしましたが、多くの患者にとって、これは利用可能な他の選択肢よりも好ましいものだったのです。

 ロボトミーの人気が急速に高まっている間、アメリカ精神医学会やアメリカ医師会など、アメリカの重要な医療団体がロボトミー手術に公式に反対したことは一度もありませんでした。

 アイスピックに似た手術器具を患者の眼窩から脳に打ち込む「経眼窩ロボトミー」を発明したフリーマンは、患者が精神病院を出て自宅で「家庭の病人や家庭のペットのレベルで」生活することができれば、彼の手術は成功であると考えていました(226)。彼はまた、手術が早く行われるほど良いと確信するようになりました。そうでなければ、患者は悪化する運命にあると信じていたからです。しかしそれは間違いでした。彼は軽度の精神疾患の患者の第一選択治療としてロボトミー手術を提唱したのです。

 フリーマンの患者の多くは、彼が成功だと考える疑わしい基準さえ満たさず、中には永久的な障害を負い、約15%が死亡しました(227)。1941年、ジョン・F・ケネディ大統領の妹であるローズマリー・ケネディは、ロボトミー手術を受け、私立の精神病院で余生を過ごすことを余儀なくされ、身の回りの世話もできず、話すこともほとんどできず、家族の記憶も失い、フリーマンの最も有名な犠牲者となりました(228)。

 しかし、フリーマンの最も重い罪は、彼が子供にロボトミー手術を行ったことです。その合計19件で、1950年版の著書『精神外科』には11件のロボトミー手術が記述されています(229,230)。最年少はわずか4歳で、11人のうち2人が脳出血で亡くなりました。

 モニスが1949年にロボトミーの発明でノーベル賞を受賞し、その報道の中で、ニューヨーク・タイムズ紙は「外科医は今や虫垂を切除することと同様に、脳の手術をとらえている」と宣言しました(231)。しかし一方では、手術に対する反対の声が大きくなり始めていました。批判者は、多くの患者が経験する重篤な副作用を強調し、成功を測定するために使用される基準について懸念を表明し、外科医が予備的な精神医学的評価なしに処置を行っていると非難しました。

 しかし、ロボトミーの名声が急激に萎むきっかけとなったのは、抗精神病薬クロルプロマジンの発明でした。そもそも、精神科医がこれほどまでに過激な手段をとってきたのは、人道的な代替療法がなかったからです。

 1967年、彼の最後の患者が脳出血で亡くなった後、名誉を失ったフリーマンは病院での特権を剥奪されました。彼は残りの日々アメリカ中をドライブしてまわり、患者とその家族を追跡し、彼の愛する手術が彼らの助けになり、害を及ぼさなかったという証拠を探しました。 

 ロボトミーのホラーストーリーは、医学界への教訓となるはずでした。これは、医師が斬新で革新的な処置を、その価値、安全性、有効性を確立する徹底的な科学的精査抜きに迅速に採用した場合に起こりうる悲惨な結果を示しています。

 しかし、70年経った今、私たちは道徳的な観点から、同じ過ちを繰り返しています。 エビデンスに基づく医療の時代において、私たちは再び、精神疾患を治すために健康な体に外科的メスを入れる医療を目の当たりにしています。今日の外科医のターゲットは脳ではなく、生殖器です。

 どちらの医療スキャンダルでも、被害者は未成年者または精神障害者(またはその両方)であり、行われた手術は恒久的な体の変形と障害をもたらします。フリーマンの患者の中で最も幸運な患者は、低技能の仕事に就きながら半自立した生活を送ることができましたが、ほとんどの患者はそれほど幸運ではありませんでした。多くの人は長期記憶を破壊され、最も基本的な動作でさえ難しくなりました。多くは永久に障害を負ったままでした。

 今日のスキャンダルにロボトミーのスキャンダルを当て嵌めると、最良のシナリオでは、男性患者は一生ダイレーションを必要とする穴と、性機能の大幅な低下が残ります。そこまで運のよくない人々は、新膣狭窄症、尿路障害、瘻孔(異常な管状の穴)などの重篤な合併症が残ります。

 メンタルヘルスが悪化したときに膣形成術を受け、後に脱トランスした男性、リッチー・ヘロンは、手術後は悪夢を生きているようだったと表現しています。「こんな生き方に尊厳はない」と。 この32歳の犠牲者は、痛み、しびれ、排尿機能障害に今も悩まされているといいます(232,233)。

 女性患者は、外科医がドナー部位(通常は前腕、場合によっては大腿部)から組織を採取し、その組織を使用して機能しない偽陰茎を形成するファロプラスティ(陰茎形成術)と呼ばれる手術を受けます。この手術は合併症の発生率が非常に高く、通常、子宮全摘出術と膣切除術(膣の外科的切除)が必要です(234, 235)。2021年に行われた、偽陰茎を造成する危険な手術を受けた女性129人を対象とした研究では、281件の合併症が報告され、142件の修正手術が必要でした(236)。

 ロボトミーも性器手術も、個人の人間性の核心を破壊します。フリーマンとワッツは、それぞれの患者が「この手術によって、ある種の自発性、ある種の輝き、人としての味わいのようなもの」を失ったと述べています。今日のジェンダー外科医も同様に、私たちを人間たらしめている重要なものを破壊します。人の性的アイデンティティは、人が人である上の本質的な部分であり、性器の切断は性的ロボトミーを行うのに似ています。

 ジェンダー外科医は、彼らの前に現れたロボトミー医のように、外科的治療がメインストリームの医療行為になる前に、それが安全で有益であることが証明されなければならないという倫理的要件をすっ飛ばしています。ロボトミーの利点が有害性を上回っていることを証明する長期的な研究は存在せず、今日の生殖器手術についても同じことが言えます。存在する数少ない長期研究は、社会的機能の著しい障害、精神疾患の発生率の高さ、自殺リスクの上昇を示しています。しかし、AMAとAPAがロボトミーの医療犯罪を公然と非難しなかったのと同様に、このような大手術を裏付ける質の高い科学がないにもかかわらず、今日、これらの同じ組織は、WPATH外科医が未成年者や精神病の成人の性器を切断するのを肯定しています。その理由は、彼らが性的特性変更を「人権」の問題と見なし、医学的な問題としては二の次と考えているからです。

 1941年、ニューヨーク・タイムズ紙は、ロボトミー患者を「心配事、迫害コンプレックス、自殺願望、強迫観念、優柔不断、神経質な緊張が、脳に対する新しい手術によって文字通りナイフで頭から切り取られた」と表現し、残忍な手術を奇跡の治療と称えました(237)。ほぼ1世紀後、WPATHフォーラムで、カリフォルニアのセラピストは、精神疾患の患者に対する外科的去勢の驚くべき治癒力について同僚に語りました。患者は「感情的な回復への道を歩み」、おそらくその後ずっと幸せに暮らしましたというのです。

 今日、多くの患者が、合併症に悩まされ、重大な社会的および恋愛的困難を経験しているにもかかわらず、性器手術の結果に満足していると報告しています。 ロボトミー手術でも同様に、多くの家族は、手術によって彼らに課せられた介護の莫大な負担と患者への壊滅的な影響にもかかわらず、愛する人を助けてくれたフリーマンに心から感謝していました。どちらの状況も、ある種の自己欺瞞、あるいは初期のオランダの研究者が懸念していた「歪んだ希望的観測」ともいえる幸福感です。 愛する人がロボトミーを受けることに同意した家族は、それが正しい決断だったという信念にしがみつくでしょう。そうではないという明らかな兆候を故意に無視しようとします。 多くの青少年やその親、そして脆弱な立場の大人は、今日、同じような内面の葛藤に直面しているかもしれません。

 医学界がなぜロボトミーをこれほど迅速にし、なぜ家族や被害者でさえもこの処置に感謝したのか理解するためには、 20世紀初頭の重度精神障害者の生活を知らなくてはいけません。抗精神病薬が発明されるずっと前の時代、精神病者の運命は暗澹たるものでした。大半は過密で人手不足の精神病院に収容され、その状況は悲惨でした。重度の症状に苦しむ人々は、時には何年も拘束され、隔離されたままでした 米国の精神病院に関するある調査では、患者が暗い部屋に裸で詰め込まれ、床は人間の排泄物で汚れていたといいます(238)。

 20世紀初頭の精神医学の絶望的な状況は、インシュリン昏睡療法(239)、マラリア治療(240)、およびより広く知られている電気ショック療法など、いくつかの残忍な身体療法を生み出しました。 これらは危険で暴力的であり、成功するかも不確かでした。モニツの画期的な精神外科手術、ロボトミーのニュースが浮上したのは、このような状況でした。 精神科医、精神病院のスタッフ、家族、そして患者自身が解決策を必死に求めていました。ロボトミーによって、患者が精神病院を出て自宅で愛する人に介護され、少なくとも最も暴力的な患者が隔離部屋から出て病棟内を自由に移動できるようになったとき、多くの人がロボトミーを人道的な選択肢と見なしました。その結果、この処置の野蛮な性質とそれに伴う副作用に、人々は強く目をつぶったのです。

 しかし、今日のジェンダー肯定医療の被害者の世界はこれとは異なっています。未成年者や脆弱なっ成人は、定義の曖昧な精神疾患に対する外科的解決策を求めていますが、精神病院に閉じ込められたり、拘束衣を着せられたり、隔離病棟の壁に鎖でつながれたりはしません。 電気ショック療法を強制されたり、生涯監禁と悲惨な生活を強いられるわけでもありません。ほとんどの人はつかの間の狂った文化に巻き込まれ、文化が作り出した精神疾患に苦しんでおり、そこで生み出されたアイデンティティはかなりの確率で一過性のものなのです。

 大きな未来がある若い患者には、倫理的で非侵襲的な治療アプローチがあり、それには成功の実績があります。必要なら心理療法を伴う、肯定しつつ見守る(watchful waiting)アプローチです。WPATHがジェンダー医学を政治化する前の時代のすべてのエビデンスは、 自身の性別(sex)を苦痛に感じる未成年者の大多数が、思春期中または思春期後に、社会的移行や医療的移行をしなければ自分の体と和解するというものです。 注意深く見守り、思いやりのあるサポートをし、若者が成長し成熟するのを許すことは、WPATHの「ジェンダーロボトミー」に代わる人道的な選択肢です(241)。

 成人に関する科学文献はそれほど決定的ではありませんが、性器の手術を希望する重度の精神疾患患者にとって、複雑な心理問題を軽減しジェンダー違和の原因を明らかにするための心理療法は、すべての併存疾患を無視して性器切除に直接飛びつくよりも、ずっと望ましいと言えます。 ポートマン・クリニックのアズ・ハキーム医師が実証したように、性器手術の現実を患者に直面させるだけで、患者の強迫観念を鎮静化できることが多いのです。

 しかし、WPATHはジェンダー違和に苦しむ人々をケアするための最良の方法を見つけようとしている医療グループではないため、WPATHメンバーは、侵襲的で人生を変える外科的介入の必要性を回避しようとする試みをすべて「コンバージョンセラピー(矯正療法)」と見なして否定します。そのためWPATHのメンバーは、唯一の治療プロセスとして外科的介入を提唱しています。未成年者や重度の精神障害者に対しても、その態度を崩しません。それはフリーマンと彼の同僚が、ロボトミーが精神病院に幽閉された哀れで不幸な魂にとっての唯一の希望であると信じていたのと同じです。

 フリーマンは自分を重度の精神病者の救世主と見なし、絶望的な人々に希望を与えたと信じていました。そのキャリアの絶頂期には、彼の奇跡的な治癒が罵倒され、残虐行為と見なされる日が来るとは想像もできませんでした。WPATHとそのメンバーについても同じことが言えます。自分たちが抑圧された人々のために戦う公民権運動の英雄であるという考えに駆り立てられ、彼らは、自分たちが医療の最先端にいて、必要な患者に必要な医療を届けていると考えています。しかし、思春期の若者や傷つきやすい成人の健康な性器を外科的に破壊することは、ロボトミーと同等かそれ以上の規模の犯罪として歴史に記録される運命にあると私たちは信じています。

222) “The Surgical Treatment of Certain Psychoses.” New England Journal of Medicine 215, no. 23 (1936): 1088-88. https://sci-hub.ru/10.1056/NEJM193612032152311.

223) “Find New Surgery Aids Mental Cases; Drs. Freeman and Watts Say Operation on Brain Has Eased Abnormal Worry. 6 Selected Patients Gain No Data yet Available on Permanent Effects, Scientists Tell Southern Medical Group.” The New York Times, 1936, https://www.nytimes.com/1936/11/21/archives/find-new-surgery-aids-mental-cases-drs-freeman-and-watts-say.html.

224) “Surgery Used on the Soul-Sick Relief of Obsessions Is Reported􏰀 New Brain Technique Is Said to Have Aided 65% of the Mentally Ill Persons on Whom It Was Tried as Last Resort, but Some Leading Neurologists Are Highly Skeptical of It.” The New York Times, 1937, https://www.nytimes.com/1937/06/07/archives/surgery-used-on-the-soulsick-relief-of-obsessions-is-reported-new.html.

225)  Diefenbach, G., Diefenbach, D., Baumeister, A., & West, M. “Portrayal of Lobotomy in the Popular Press: 1935-1960.” Journal of the history of the neurosciences 8 (05/01 1999): 60-9. https://doi.org/10.1076/jhin.8.1.60.1766.

226)  Whitaker, R. Mad in America: Bad Science, Bad Medicine, and the Enduring Mistreatment of the Mentally Ill. Basic Books, 2001. https://archive.org/details/madinamericabads00whit

227) “Lobotomy: The Brain Op Described as ‘Easier Than Curing a Toothache’.” BBC News, 2021, https://www.bbc.com/news/stories-55854145.

228)  “Postmodern Lobotomy Blues.” Compact Magazine, 2023, https://compactmag.com/article/postmodern-lobotomy-blues.

229) “The Lobotomist.” PBS, 2008, 48:20. https://www.pbs.org/wgbh/americanexperience/films/lobotomist/.

230)  Offit, P. A. Pandora’s Lab: Seven Stories of Science Gone Wrong. National Geographic Books, 2017.

231) “Explorers of the Brain.” The New York Times, 1949, https://www.nytimes.com/1949/10/30/archives/explorers-of-the-brain.html.

232) “’Heartbroken’ Father Sues NHS to Stop Autistic Son’s Sex Change.” The Telegraph, 2023, https://www.telegraph.co.uk/news/2023/06/04/nhs-gender-clinic-judicial-review-autistic-son-sex-change/.

233)  Ritchie, “This Isn’t Even the Half of It. And This Isn’t Regret Either, This Is Grief and Anger􏰄,” @TullipR, June 13, 2022, 2:57 PM, https://twitter.com/TullipR/status/1536422563458465793?s=20.

234)  Rashid, M., & Tamimy, M. S. “Phalloplasty: The Dream and the Reality.” [In eng]. Indian J Plast Surg 46, no. 2 (May 2013): 283-93. https://doi.org/10.4103/0970-0358.118606.

235)  Wierckx, K., Van Caenegem, E., Elaut, E., Dedecker, D., Van de Peer, F., Toye, K., Weyers, S., et al. “Quality of Life and Sexual Health after Sex Reassignment Surgery in Transsexual Men.” [In eng]. J Sex Med 8, no. 12 (Dec 2011): 3379-88. https://doi.org/10.1111/j.1743-6109.2011.02348.x.

236)  Robinson, I. S., Blasdel, G., Cohen, O., Zhao, L. C., & Bluebond-Langner, R. “Surgical Outcomes Following Gender Affirming Penile Reconstruction: Patient-Reported Outcomes from a Multi-Center, International Survey of 129 Transmasculine Patients.” [In eng]. J Sex Med 18, no. 4 (Apr 2021): 800-11. https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2021.01.183.

237) “Turning the Mind inside Out.” Saturday Evening Post, 1941, https://picryl.com/media/turning-the-mind-inside-out-saturday-evening-post-24-may-1941-page-18-2d7a77.

238)  Maisel, A. Q. “Bedlam 1946: Most Us Mental Hospitals Are a Shame and a Disgrace.” Life Magazine 20, no. 18 (1946): 102-18. https://mn.gov/mnddc/parallels2/prologue/6a-bedlam/bedlam-life1946.pdf.

239)  Jones, K. “Insulin Coma Therapy in Schizophrenia.” Journal of the Royal Society of Medicine 93, no. 3 (2000): 147-49. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1297956/pdf/10741319.pdf.

240) “The Psychiatrist Who Gave His Patients Malaria.” Psychology Today, 2023, https://www.psychologytoday.com/ca/blog/psychiatry-a-history/202303/the-psychiatrist-who-gave-his-patients-malaria.

241)Ibid (n.2-4)

著作権 Environmental Progress

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