ジェンダー医療研究会:JEGMA

ジェンダー医療研究会は、 ジェンダー肯定医療に関して、エビデンスに基づいた情報を発信します。

WPATH Files

WPATHファイル:結論 - p.70~

結論:CONCLUSION このレポートが示すように、WPATHは医療組織ではありません。WPATHは、ジェンダー関連の苦痛に苦しむ脆弱な個人を助けるための最良の方法を見つけるための科学的探求に従事していません。WPATHは、医療グループを装った活動家の臨床医や研…

WPATHファイル:ホルモンで子供の身長を操作する試み - p.65~

ホルモンで子供の身長を操作する試み背の高い女児と背の低い男児の身長を矯正しようとする小児内分泌科医の過去のスキャンダルと、小児内分泌科医が子供のジェンダー非同調を矯正しようとする今日のスキャンダルとの比較研究 1950年代、小児内分泌学者は、ホ…

WPATHファイル:身体欠損性愛 - p.~61

身体欠損性愛(Apotemnophilia:アポテムノフィリア)健康な手足を切断したいという願望と、外科的に作られた異常な生殖器を持ちたいという願望の比較研究 2000年、スコットランドの外科医が、身体的には健康だが、アポテムノフィリア(身体欠損性愛)として…

WPATHファイル:卵巣摘出術 - p.57~

卵巣摘出術 19世紀の産婦人科手術による精神疾患の治療法と、今日の性器手術と両側乳房切除術による精神疾患の治療法とを比較した症例研究 19世紀の最大の医療スキャンダルの1つは、「月経の狂気」、ニンフォマニア(女性の異常な性欲亢進)、マスターベー…

WPATHファイル:子供や脆弱な大人に対する疑似科学的なホルモン実験や外科的実験の過去の事例/ロボトミー - p.53~

子供や脆弱な大人に対する疑似科学的なホルモン実験や外科的実験の過去の事例 過去には、医学界が壊滅的なミスを犯したにもかかわらず、その誤りに向き合い、自己修正するのに何十年もかかった例がたくさんあります。WPATHによる今日のスキャンダルは、ロボ…

WPATHファイル:素晴らしき新世界 - p.50~52

素晴らしき新世界 多くのWPATHメンバーは、自分たちが新しい医療フロンティアの先駆者であると考えています。イギリスの精神科医は、サターホワイトが「ノンスタンダード(非標準的)」という用語を使うことに異議を唱え、そのような介入は「将来、スタンダ…

WPATHファイル:消費者主導のジェンダー医療/リスクの軽減よりも患者の自律性を重視 - p.49~50

消費者主導のジェンダー医療 近年、「ノンバイナリー」を自認する若者の数が大幅に増加しています。 WPATHは現在、これらの人々も、ホルモンや手術による性的特性変更処置を受けられるよう支援しています(211)。 WPATHのSOC8のノンバイナリーの章では、「…

WPATHファイル:マイノリティ・ストレス/現実的な期待 - p.47~49

マイノリティ・ストレス WPATHの信仰体系には、トランス前後の精神疾患の割合の高さや、トランス後の自殺の問題に対する解答が組み込まれています。その答えがマイノリティ・ストレス・モデルです。WPATHによると、性的特性変更の介入前、介入中、介入後にト…

WPATHファイル:重度の精神疾患患者にさえ人生を変える医療介入への同意を可能にした - p.44~47

重度の精神疾患患者にさえ、人生を変える医療介入への同意を可能にした。 ファイルで議論されている患者のなかには、性的特性変更処置を受けることを決意したときに健全な精神状態ではなかった人もいます。つまり、将来の健康と性機能への長期的な影響を理解…

WPATHファイル:トランスしなければ自殺するという神話 - p.41~44

トランスしなければ自殺するという神話 WPATHのメンバーやジェンダー肯定医療を提供する一般の臨床医は、性的特性変更を「命を救う」医療だとでっちあげ、それがなければトランスジェンダーの若者や成人は自殺のリスクが高いと言い張ります。 トランス活動家…

WPATHファイル:誤った情報を与えられた親もインフォームド・コンセントができない - p.39~41

誤った情報を与えられた親もインフォームド・コンセントができない 法的な理由により、子どもの性的特性変更ホルモンおよび外科的治療の同意書に署名するのは親の責任ですが、WPATHの公的および私的なコミュニケーションは、メンバーが実験的な治療プロトコ…

WPATHファイル:インフォームド・コンセントの倫理/未成年者は性的特性変更処置に同意できない - p.37-38

インフォームド・コンセントの倫理 医療におけるインフォームド・コンセント(情報理解による承諾)は、医療提供者が特定の処置や介入のリスク、利点、および代替案について患者を教育するプロセスです。患者には、処置や介入を受けるかどうかについて自発的…

WPATHファイル:WPATHは医療倫理に敬意を全く払っていない - p.37

WPATHは医療倫理に敬意を全く払っていない 従来の医療倫理は、単に「まず、害を及ぼさない」というだけではありません。ヒポクラテス医学の基本理念は、病気は患者を意志と希望に反した危険な状態に置くということです。この苦しい状態で、医師と患者の関係…

WPATH ファイル:一時的なアイデンティティの恒久的な医療化/WPATHは医療における信頼の連鎖を断ち切った - p.33~36

一時的なアイデンティティの恒久的な医療化 未成年者に責任を転嫁するだけでなく、WPATHメンバーは脱トランスに与えた被害を他のやり方でも過小評価しようとします。 2021年11月6日、ある医学生は、フォーラムで脱トランス者に関する2021年の研究を共有した…

WPATH ファイル:不審なほど低い後悔率 - p.32~33

不審なほど低い後悔率「すべての医療には一般的にジェンダー移行よりもはるかに高い後悔率が存在する」というバウワーズのコメントは、WPATHのメンバーに思考停止させているようです。この発言は、表面的には真実のように見えます。「ジェンダー肯定」手術後…

WPATHファイル:ガードレールの解体/脱トランス者のトラウマを過小評価するWPATHメンバー - p.30~31

ガードレールの解体 WPATHの注意に対する嫌悪感と精神医学のゲートキーピング(監視・制御)への嫌悪は、ファイルの中で明らかです。日付のないスレッドでは、ある心理療法士が、17歳の少女の健康な乳房を切断する前に、外科医が彼女からの2通の紹介状を要…

WPATHファイル:WPATH会員は外科的手術で人体を傷つけている - p.27~29

WPATH会員は外科的手術で人体を傷つけている WPATHのメンバーは、未成年者や重度の精神疾患に苦しむ患者を含む患者に外科的危害を加えています。 2023年5月のディスカッションで、コロンビアの外科医は、膣形成術の手術を希望していた14歳の生得的男性をどの…

WPATHファイル:その場その場で実験的な医療をする医師 − p.25~26

その場その場で実験的な医療をする医師 すでに述べたように、WPATHは、ジェンダーに関連した苦痛を経験している未成年者に対して規制を欠いた実験的医療を提唱しています。トランスジェンダー青少年への二次性徴抑制剤(思春期ブロッカー)の投与には、安全…

WPATHファイル:WPATHはヒポクラテスの誓いを放棄した/不適切な性ホルモン剤の有害性を示す証拠 - p.22~24

WPATHはヒポクラテスの誓いを放棄した 2,500年以上にわたり、医師はヒポクラテスの誓いに従って「First do no harm:まず害を及ぼすな」ということを教えられてきました。この格言は紀元前5世紀のギリシャの原典には存在しませんが、患者の利益を考慮し「有…

暴露・世界トランスジェンダーヘルス専門家協会の記録:WPATHファイル

> The WPATH Files > WPATHファイル・本文 ・p.3 :概要・p.4 :WPATHファイルへの序文・p.5 :はじめに・p.5 :謝辞 ・p.6 :トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 ・p.10:WPATHは民衆を欺いた ・WPATHはホルモン療法がもたらすものを 子ど…

WPATHファイル・WPATHは科学的な団体ではない - p.16~21

WPATHは科学的な団体ではない WPATHは、自らを科学的組織として、世界に見せています。同団体は、その「ケア基準(Standard of Care:SOC)」を「利用可能な最良の科学と専門家のコンセンサスに基づいている」と説明しています。 2022年にテキサス州で行われ…

WPATHファイル・トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 - p.6~9

トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 ジェンダー違和(性別違和:gender dysphoria)と呼ばれる精神障害に苦しむ人々の性別を変更する実験は、20世紀初頭にドイツの性科学者マグヌス・ヒルシュフェルトの先駆的な研究から始まりました。異性…

WPATHファイル・WPATHは民衆を欺いた - p.10~15

WPATHは民衆を欺いた WPATHは、ジェンダー肯定医療、つまり二次性徴抑制剤(思春期ブロッカー)、異性化ホルモン、自認したトランスジェンダー・アイデンティティに自己の肉体を合わせる外科手術を含む治療を未成年者が利用できることを提唱しています。この…

WPATHファイル・序文・謝辞・はじめに - p.4~5

WPATHファイルの序文マイケル・シェレンバーガー:Environmental Progress 創設者 兼 社長 読者は、なぜ環境団体が「ジェンダー医学」として知られているものに関する報告書を発表しているのか疑問に思うかもしれません。簡単に言うと、私たちは人間を基盤に…

WPATHファイル・概要 - p.3

概要 世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH)は、トランスジェンダーのヘルスケアに特化した科学的・医学的組織の第一人者として高い評価を得ています。WPATHはジェンダー医療の最前線にあるとして世界的に認知されています。 しかし、我々の報…

ジェンダー肯定医療をめぐる国内外の情勢について

2024年3月29日に自由民主党本部で開催された「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」において、当団体の共同代表が、ジェンダー肯定医療をめぐる国内外の情勢について報告いたしました。WPATHファイルの情報も含んだ、有意義な報…

アメリカにおけるWPATHの影響

アメリカにおいて、WPATHがどのくらいの影響力を持っていたかについてのレポートを翻訳しました。影響は医学界はもちろん、政治や司法にも及びます。原文のPDFは以下のリンクから入手できます。 ファイル名:WPATH’s Influence in the US.pdf drive.proton.m…

WPATHファイル抜粋:ジェンダー医療の現実を暴く

序文 WPATHや、その他のジェンダーの臨床医や活動家グループは、ジェンダー医学は「確立された科学」であると主張します。彼らは、二次性徴抑制剤、異性化ホルモン、性器手術を「エビデンスに基づく」救命ケアと自殺予防と定義しています。米国保健省のレイ…

WPATHファイル:子供、青少年、社会的弱者に対する疑似科学的な外科手術とホルモン投与実験・パワーポイント版

WPATHWorld Professional Association for Transgender Health通称:ダブリューパス正式名称:世界トランスジェンダーヘルス専門家協会・2024年3月4日、WPATHのキーパーソンたちの内部議論がリークされました。 MIA HUGHES :: 2024年3月 WPATHファイルとは?…

WPATHファイル:子ども、思春期の若者、そして社会的弱者である成人に対する疑似科学的な外科手術とホルモン投与による実験

The WPATH FilesPseudoscientific Surgical and Hormonal Experiments on Children, Adolescents, and Vulnerable Adults. エグゼクティブ・サマリー 世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH)は、トランスジェンダーのヘルスケアに特化した科学的…