ジェンダー医療研究会:JEGMA

ジェンダー医療研究会は、 ジェンダー肯定医療に関して、エビデンスに基づいた情報を発信します。

WPATHファイル:WPATHは医療倫理に敬意を全く払っていない - p.37

WPATHは医療倫理に敬意を全く払っていない 従来の医療倫理は、単に「まず、害を及ぼさない」というだけではありません。ヒポクラテス医学の基本理念は、病気は患者を意志と希望に反した危険な状態に置くということです。この苦しい状態で、医師と患者の関係…

WPATH ファイル:一時的なアイデンティティの恒久的な医療化/WPATHは医療における信頼の連鎖を断ち切った - p.33~36

一時的なアイデンティティの恒久的な医療化 未成年者に責任を転嫁するだけでなく、WPATHメンバーは脱トランスに与えた被害を他のやり方でも過小評価しようとします。 2021年11月6日、ある医学生は、フォーラムで脱トランス者に関する2021年の研究を共有した…

WPATH ファイル:不審なほど低い後悔率 - p.32~33

不審なほど低い後悔率「すべての医療には一般的にジェンダー移行よりもはるかに高い後悔率が存在する」というバウワーズのコメントは、WPATHのメンバーに思考停止させているようです。この発言は、表面的には真実のように見えます。「ジェンダー肯定」手術後…

WPATHファイル:ガードレールの解体/脱トランス者のトラウマを過小評価するWPATHメンバー - p.30~31

ガードレールの解体 WPATHの注意に対する嫌悪感と精神医学のゲートキーピング(監視・制御)への嫌悪は、ファイルの中で明らかです。日付のないスレッドでは、ある心理療法士が、17歳の少女の健康な乳房を切断する前に、外科医が彼女からの2通の紹介状を要…

BBCラジオインタビュー:キャス博士に訊く、キャス・レビューついて。

【記事紹介】《BBCラジオインタビュー:キャス・レビューについてキャス博士本人にインタビュー》『The Cass Review』の議長ヒラリー・キャス博士が、BBCラジオで答えたインタビューに字幕を付けました。現在のジェンダー医療の問題点について、わかりやすく…

WPATHファイル:WPATH会員は外科的手術で人体を傷つけている - p.27~29

WPATH会員は外科的手術で人体を傷つけている WPATHのメンバーは、未成年者や重度の精神疾患に苦しむ患者を含む患者に外科的危害を加えています。 2023年5月のディスカッションで、コロンビアの外科医は、膣形成術の手術を希望していた14歳の生得的男性をどの…

WPATHファイル:その場その場で実験的な医療をする医師 − p.25~26

その場その場で実験的な医療をする医師 すでに述べたように、WPATHは、ジェンダーに関連した苦痛を経験している未成年者に対して規制を欠いた実験的医療を提唱しています。トランスジェンダー青少年への二次性徴抑制剤(思春期ブロッカー)の投与には、安全…

キャス博士の報告書:議長による序文 - p.12~15

議長による序文 このレビューは、トランスジェンダーであることの意味を定義するものではなく、トランスジェンダーのアイデンティティの正当性を損なうものでも、人々が自分自身を表現する権利に挑戦し、医療を受ける権利を後退させるものでもありません。こ…

WPATHファイル:WPATHはヒポクラテスの誓いを放棄した/不適切な性ホルモン剤の有害性を示す証拠 - p.22~24

WPATHはヒポクラテスの誓いを放棄した 2,500年以上にわたり、医師はヒポクラテスの誓いに従って「First do no harm:まず害を及ぼすな」ということを教えられてきました。この格言は紀元前5世紀のギリシャの原典には存在しませんが、患者の利益を考慮し「有…

暴露・世界トランスジェンダーヘルス専門家協会の記録:WPATHファイル

> The WPATH Files > WPATHファイル・本文 ・p.3 :概要・p.4 :WPATHファイルへの序文・p.5 :はじめに・p.5 :謝辞 ・p.6 :トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 ・p.10:WPATHは民衆を欺いた ・WPATHはホルモン療法がもたらすものを 子ど…

キャス・レビュー:子どもと若者のための ジェンダー・アイデンティティ医療に関する独立審査報告書

子どもと若者のためのジェンダー・アイデンティティ医療に関する独立審査報告書 ジェンダー・アイデンティティをめぐるさまざまな複雑な問題を抱える子どもや若者が、医療を通じて最善のサポートと専門知識を得ることは、全くもって当然のことです。 ヒラリ…

WPATHファイル・WPATHは科学的な団体ではない - p.16~21

WPATHは科学的な団体ではない WPATHは、自らを科学的組織として、世界に見せています。同団体は、その「ケア基準(Standard of Care:SOC)」を「利用可能な最良の科学と専門家のコンセンサスに基づいている」と説明しています。 2022年にテキサス州で行われ…

WPATHファイル・WPATHは民衆を欺いた - p.10~15

WPATHは民衆を欺いた WPATHは、ジェンダー肯定医療、つまり二次性徴抑制剤(思春期ブロッカー)、異性化ホルモン、自認したトランスジェンダー・アイデンティティに自己の肉体を合わせる外科手術を含む治療を未成年者が利用できることを提唱しています。この…

WPATHファイル・トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 - p.6~9

トランスジェンダー医学の簡単な歴史とWPATHの黎明期 ジェンダー違和(性別違和:gender dysphoria)と呼ばれる精神障害に苦しむ人々の性別を変更する実験は、20世紀初頭にドイツの性科学者マグヌス・ヒルシュフェルトの先駆的な研究から始まりました。異性…

WPATHファイル・序文・謝辞・はじめに - p.4~5

WPATHファイルの序文マイケル・シェレンバーガー:Environmental Progress 創設者 兼 社長 読者は、なぜ環境団体が「ジェンダー医学」として知られているものに関する報告書を発表しているのか疑問に思うかもしれません。簡単に言うと、私たちは人間を基盤に…

WPATHファイル・概要 - p.3

概要 世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH)は、トランスジェンダーのヘルスケアに特化した科学的・医学的組織の第一人者として高い評価を得ています。WPATHはジェンダー医療の最前線にあるとして世界的に認知されています。 しかし、我々の報…

ジェンダー肯定医療をめぐる国内外の情勢について

2024年3月29日に自由民主党本部で開催された「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」において、当団体の共同代表が、ジェンダー肯定医療をめぐる国内外の情勢について報告いたしました。WPATHファイルの情報も含んだ、有意義な報…

アメリカにおけるWPATHの影響

アメリカにおいて、WPATHがどのくらいの影響力を持っていたかについてのレポートを翻訳しました。影響は医学界はもちろん、政治や司法にも及びます。原文のPDFは以下のリンクから入手できます。 ファイル名:WPATH’s Influence in the US.pdf drive.proton.m…

WPATHファイル抜粋:ジェンダー医療の現実を暴く

序文 WPATHや、その他のジェンダーの臨床医や活動家グループは、ジェンダー医学は「確立された科学」であると主張します。彼らは、二次性徴抑制剤、異性化ホルモン、性器手術を「エビデンスに基づく」救命ケアと自殺予防と定義しています。米国保健省のレイ…

WPATHファイル:子供、青少年、社会的弱者に対する疑似科学的な外科手術とホルモン投与実験・パワーポイント版

WPATHWorld Professional Association for Transgender Health通称:ダブリューパス正式名称:世界トランスジェンダーヘルス専門家協会・2024年3月4日、WPATHのキーパーソンたちの内部議論がリークされました。 MIA HUGHES :: 2024年3月 WPATHファイルとは?…

WPATHファイル:子ども、思春期の若者、そして社会的弱者である成人に対する疑似科学的な外科手術とホルモン投与による実験

The WPATH FilesPseudoscientific Surgical and Hormonal Experiments on Children, Adolescents, and Vulnerable Adults. エグゼクティブ・サマリー 世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH)は、トランスジェンダーのヘルスケアに特化した科学的…

スウェーデンのカロリンスカ病院は、臨床研究以外の未成年者に対する思春期ブロッカー(二次性徴抑制剤)と異性化ホルモンの使用をすべて終了する

医療被害への懸念と不確実な利益が、政策の大きな転換をもたらす 2021年05月08日更新: カロリンスカ病院からの新しい方針声明が2021年5月に施行されたことを受け、この記事は変更を反映して更新された。 2022年2月更新:スウェーデンの国立保健福祉委員会は…

WPATHから流出したファイルにより、世界的なトランスジェンダー医療機関における、子ども達や社会的弱者に対する広範な医療過誤が明らかに

WAPTHの流出ファイル プレスリリース:JDA Worldwide for Environmental Progress environmentalprogress.org 世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH)のメンバーは、異性化ホルモンやその他の治療が衰弱や致命的な副作用をもたらす可能性がある…

アナボリックステロイド(合成テストステロン)の長期使用は、脳の老化と認知処理の低下に関連している

ある研究では、アナボリックステロイド(anabolic-androgenic steroids:AAS)の長期使用は、特定の部位で脳の老化を促進し、認知機能に異常をきたす可能性が示唆されている。 Bjørnebekkらによる2021年の研究[1]は、アナボリックステロイドの長期使用が…

女性に対する肉体の強さに関する優位性は、男性から女性への移行者(トランス女性)においても保持されている

24の研究のシステマティックレビューによると、男性から女性への移行者(トランス女性)は、筋肉量が多少減少するものの、トランス女性の筋力と筋肉面積の値は、36ヶ月のホルモン療法後も、生物学的女性の値を上回っていると結論付けている。[1,2] 上のグラフ…

自殺の原因がひとつであることは稀である。自殺に関する統計研究では、ジェンダー違和(性別違和)を他の要因から切り離すことは難しい。

スウェーデンの研究[1]は、「自殺のリスクに関して、1つの要因(ジェンダー違和)と他の要因(精神的健康状態)を区別することは難しい」と指摘している。 2019年の研究[2]では、「ジェンダー違和のために病院に紹介された思春期の若者は、病院に紹介されて…

摂食パターンの乱れとジェンダーに関係した苦痛との間には関連があると思われる

20件の研究論文を対象とした調査論文 [1]では、一貫したテーマが浮上:トランスジェンダーの若者(8歳から25歳)は、思春期の始まりや進行を防ぐために、食事制限や代償的な摂食行動をとっていた。 この研究論文では、一部のトランスジェンダーの若者にと…

トランスジェンダーを自認する若者は、不釣り合いなほどに摂食障害に苦しむ傾向がある

20の論文のレビュー[1]では、トランスジェンダーの青少年(8歳から25歳)において摂食障害症状の割合が有意に高いことが報告されている。 別の研究[2]はこの関連性を裏付けており、データは少ないものの、「ジェンダー違和(性別違和)またはトランスジェン…

強迫性障害の特徴は、ジェンダー違和(性別違和)のある人によく見られる

少なくとも2つの研究[1, 2]で、自閉症スペクトラム障害に関連する強い興味や反復行動と、ジェンダー違和(性別違和)との間に特別な関係があることが判明している。 また、次のようにも指摘されている[3]: ジェンダー・アイデンティティやジェンダー不合(g…

英国最大のジェンダー・クリニックに紹介された子ども達は、自閉症的特徴を呈する可能性が平均より遥かに高かった

ある研究[1]は次のように指摘している: GIDS(イギリスのジェンダー・アイデンティティ発達サービス)を受診し、その親が児童・青少年における自閉的行動の定量的尺度である対人応答性尺度(the social responsiveness scale:SRS)を記入した児童・青少…